子供に多いアレルギー

乳幼児に多い食物アレルギー

小さな子供が引き起こしやすいアレルギーで、
やはり多いものは、そうです、おなじみと言うか、アレです。

わかりますよね。「食物アレルギー」です。

食物アレルギーは、体内に取り入れた食べ物によって、
何らかのアレルギー反応を起してしまう病気で
その症状の出方は、様々です。

症状も様々なためになかなか気が付きにくいのですが、
体の異常を調べていくうちに、
食物アレルギーに辿り着くケースも多々あります。

乳幼児は、色々なものをはじめて体内に入れる機会が多く、
栄養を考えて、何気なしに与えたものが、
アレルギーを引き起こすの原因となることがあります。
最もキケンが高い時期であると言えるでしょう。

乳幼児に食物アレルギーが多い理由

なぜ子供、特に小さな乳幼児に
食物アレルギーの症状が出やすいのでしょうか。

これは、食物を分解する腸管や消化機能が
まだ未熟であるために、体が吸収できるよいカタチに
上手に分解できないことがあるからです。

なんと、これだけで、カラダは「異物が来た!」と
判断してしまうのです。

ただ、吸収できないカタチなだけ…。(>_<)
本当は体にとって悪いものでないはずなのに、
異物であると判断した体は、攻撃を加えてしまいます。

この攻撃を加える時に、体内では色々な化学物質が作られます。
これが、かゆみや炎症と言うカタチで現れ、
いわゆるアレルギー症状が起こるしくみです。

とってもカンタンに説明しましたが、風邪の時でも同じですよね。
熱や咳、鼻汁を出して、細菌やウィルスを追い出そうとします。
アレルギー反応もこれと同じイメージで捉えてください。

食物アレルギーの症状とは

食物アレルギーは、食物という原因物質が名前になっている…
ということは、その症状は人ぞれぞれ、
体の色々な部位に出てくると言うことになりますよね。

特によく症状が出来る部分は、5つあります。

・消化器系(吐き気・腹痛・下痢)
・皮膚系(じんましん・しっしん・かゆみ・血管浮腫)
・呼吸器系(咳・呼吸音・ぜんそく)
・泌尿器系(頻尿・膀胱炎)
・神経系(頭痛・けいれん・いらつき・不機嫌・ショック)

全身やん…!(-_-;;

って、ツッコミ入れたくなりますよね…。
どれも、辛い症状ばかりです。

逆に「こんな症状もアレルギー反応が関係してるの?」
と、いうものもありますよね。

そうなんですよ、だから、難しい病気なのです。
症状が出るまでの時間にも差があるので、
食べ物が原因かも?というところまでなかなか辿り着けず、
気付くことさえ困難なこともあります。

症状が出るタイミング

食物アレルギーの症状は様々であり、気付くことも難しいのですが、
さらに困難にさせている原因があります。

それは、症状が出るタイミングもまちまちであるということです。

「そんなの、食べた後でしょ?違うの?」

いえいえ、そうなんですけれども、
食べ物を何らかの形で体内に取りこんだ後、
決まった時間に発症しないのです。

症状の出るタイミングには2つのタイプがあります。

ひとつは、アレルギーの原因となるものを食べてから、
数分〜8時間以内に症状が出る「即時型」、
もうひとつは、1〜2日かけて出る「遅延型」です。

即時型の中には、30分以内に激しい症状が出たり、
ショック状態を引き起こすようなタイプがあり、
「アナフィキラシーショック」と呼ばれ、大変キケンな症状です。

このように、食物アレルギーの症状と出るタイミングは
様々でなかなか気付くことも難しいのが現状です。

吸入性の食物アレルギー

食物アレルギーって、要は、
アレルギーの原因となるものを食べなければいいんでしょ?

そうです、そのとおり。
アレルゲンを摂らなければ大丈夫。

なのですが…(^^)

例えば、パン屋さんで働いているお母さんが、
パンを作ったままの服で、家に帰ってきているとします。
小麦粉は細かくて白いですから、
服についていてもあまり目立ちませんよね。

そして、その服を着たまま、子供と接触していたら?

もし、子供に小麦粉の食物アレルギーがあれば、
間違いなく反応を起します。
なぜなら、お母さんの服についている小麦粉が空気を介し、
呼吸によって、体内に取り入れるからです。

このような場合には、アレルゲン物質がついている服を、
家庭内に持ち込まないように着替えましょう。
そして、シャワーを浴びるなどして、
原因となるものを取り除く必要があります。

接触性の食物アレルギー

食物アレルギーは、口や鼻から入るものが
全てではありません。
接触性と言う、とても敏感なタイプのものもあります。

色々あるなぁ…って、そうなんですよね。(^^;;

接触性の食物アレルギーは、文字のとおり、
触っただけでアレルギー反応が出るものです。

例えば、乳製品の食物アレルギーのある赤ちゃんが、
チーズを触っただけでアレルギー症状が出たり、
お母さんが牛乳を触った手で赤ちゃんに触れたりすると
その部位に何らかの症状が出ます。

よくあるんだけど、ちょっと汚いハナシで恐縮ですが、
グラタンを食べた後にお父さんがクシャミをしました。
このクシャミのときのツバが、
離れた席のお姉ちゃんの手に付着しました。
そして、そのお姉ちゃんが牛乳アレルギーのある赤ちゃんを
ツバが飛んだ手で触ったら…?

これでも、接触性のアレルギー反応が起こります。

家族も十分に気をつけないといけないと言うことですよね。

直接だけでなく、間接的にアレルギー物質に触れることも
接触性の食物アレルギーに対しては、ご法度なんですよ。

アナフィラキシーショックに備える

食物によるアレルギー反応で、引き起こされるカラダの異常には
様々な症状があるのですが、一番怖い症状といえば、
アナフィラキシーショックといわれる、ショック症状です。

この症状はめったに起こるものではありませんが、
起こらない可能性が無いとはいえません。
万一の時に、すぐに対応できるように、
心の準備と正しい知識を身につけておきましょう。

はじめに、アナフィラキシーショックとは、
急性の激しいアレルギー反応のことです。
まれに、運動後に症状が出るタイプもあります。
じんましん、顔面蒼白、血圧低下、呼吸困難、嘔吐などの
激しい症状に襲われます。
ショック症状に陥って、命を落とすこともあります。

解りやすく言うならば、
スズメバチに刺されショック死するという
いたたまれない事故をニュースで見たことはないでしょうか。
これこそ、蜂毒に対するアナフィラキシーショックです。

対処法としては、とにかくスグに救急車を呼ぶこと。
日常生活では、アレルゲンと接触しないようにすることです。
保育園など人に預ける時は、アレルゲンのメモ書きと、
緊急連絡先や主治医は必ず告げるようにしておきましょう。

反応を繰り返すアレルギーマーチ

アレルギーマーチとは、なんともまぁ…。(^^;;
困った名前ですよね。

アレルギーマーチとは、その名のとおり「アレルギーのマーチ」。
アレルギーの行進ですね…。

これは、アレルギー反応のある人が、
次から次へとアレルギー疾患を患うことを言います。

子供の頃にはアトピー性皮膚炎を患い、

幼児期には、気管支喘息を患い、
さらに、アレルギー性の結膜炎、鼻炎、

オトナになって花粉症…。(=_=;;;

アレルギー体質を持つ人は、成長していくにつれて、
アレルギーの原因物質が変化していきます。
このため、ひとつの症状がよくなってきても、
また別のアレルギー症状が出てきたりするのです。

アレルギーマーチは厄介ではありますが、
アレルギーを起こしやすい体質であることに早く気付いて、
アレルゲンを見極め、対処する方法が一番有効です。
できるだけ新しいアレルゲンを作らないように、
生活環境と、アレルギーに打ち勝つ
強い体作りを心がけましょう。

口腔アレルギー症候群

口腔アレルギー症候群とは、
アレルゲンとなる食べ物を食べた後、
即時性のアレルギーが口腔に出る症状です。

口の中、のど、鼻、目、くちびる…

え?!コレ…!!!うちの子、心当たりある…?!

いえ、あの、この前ね、回転すしに行ったとき、
赤ちゃんの時に弱いアトピーがあると診断されたうちの子が
「メロン」を食べたんですよ。

そしたらね、食べ終わったら…見事なタラコ唇に!!!

メロンを見るたびの笑い話なんでですけど…
もしかして、アレルギー症状だったのかも?!
ただ、その後はメロンでなんとも無いのですが、
何かを触った手が原因だったりするのかな…?(-_-;)

ともかく、口腔アレルギー症候群は
経験ある方が多いのではないでしょうか?
私の身近にもいますよ。
きゅうりを食べると、のどがかゆくなる、とかね。
こういった症状は、口腔アレルギー症候群の典型的な例です。

症状はスグに消えますが、
時にはぜん息や鼻炎などを引き起こしたり、
花粉症などと合併することもあるので、注意が必要です。

edit

CmsAgentTemplate1001-1005 ver1.008