どうしてこの子がアレルギーに?
アレルギー反応を起こしやすい人とは
アレルギー反応が起こるしくみから見てみると
アレルギー反応を起こしやすい人とは、
つまり、Th2細胞の力が、Th1細胞の力よりも強く、
さらにIgE抗体をたくさん作る傾向にある
ということが解りましたよね。
アレルギー反応を起こしやすい体質かどうかということdは、
遺伝も強く関係していて、受け継いでしまうこともあります。
また、アレルギーを持っていても、
アレルゲンに接触する機会が無ければ、発症することがありません。
持っていても気が付かないケースもあるんです。
「でも、どうしてこの子にだけアレルギーが出たのだろう?」
しかし、私はアレルギーと無縁で、家族も無縁。
なのに、3番目に生まれた子だけがひどい湿疹が出て、
アトピー性皮膚炎と診断されて、悩みました。
…でも、全員が同じと言うわけには、いかないですものね。
みんな持っているかも知れないけれど、
危険な時期に接触しなかっただけなのかも。
3人目って、結構、適当に、自由に育てちゃうから…。(^^;;
体質も個性と受け止めて、付き合っていくしかないですよね。
食物アレルギーが起こる3つの要因
食物アレルギーは、体にとって異物でないはずの
食べ物などが、間違って異物と認識されて、
免疫システムが誤動作することによって発症します。
この食物アレルギーが乳幼児期に多いのは、なぜでしょうか。
体の中では、食べ物のたんぱく質は
アミノ酸に分解されて腸管に吸収されて栄養となるのですが、
3歳ぐらいまでの子供の消化器官は十分に発達していないため、
上手に分解できないたんぱく質もあります。
分解できなかったたんぱく質は、そのまま腸管へいくのですが、
吸収できない形であるので、異物と判断されて
アレルゲンとして攻撃をしてしまいます。
4歳を過ぎたことから、食物アレルギーが少しづつ改善されるのは
腸管や消化器官の機能が、大人のような正確な動きが
できるようになるからでなのですね。
また、乳幼児期は色々なものをはじめて食べる、触れる機会が
最も多くい時期であるので、発症する確立も非常に高くなるのです。
身近なものに潜むアレルゲン
体に特に害はないのにアレルゲンとみなされるものは、
本当に身近にあるものばかりです。
スグに思いつくのは、小麦粉や、ソバなど。
大豆も一般的な食品ですよね。
他には、そうですね、花粉とか、ハウスダストとか。
空気中を舞うぐらいなら、体の害になるものではありません。
でも、もっともっといっぱいあるんですよ〜!
他のアレルゲンも見てみましょう。
<食物>
卵、牛乳、大豆、小麦、米、そば、えび、かに、貝、魚、
鶏肉、牛肉、豚肉、野菜、メロン、キウイ、こんにゃく...
<室内>
ハウスダスト、ダニ、ペット、ゴキブリ、カビ...
<室外>
花粉、カビ...
<食品添加物・薬品>
保存料、着色料、ゼラチン、サルチル塩酸、
グルタミン酸ナトリウム、アスピリン...
なぜアレルギー患者は増えるのか
アレルギー反応という症状は、昔からあるものなのですが、
アレルギーという言葉がこんなにも使われるようになったのは
ここ近年で、当たり前に使われるようになっています。
本格的に注目されるようになったのは、20世紀に入ってから、
ここ、20〜30年で患者数は激増し、
さらに、国民の3〜4割はなんらかのアレルギー持ちであるという
にわかに信じがたい調査結果もあります。
そういえば、花粉症の人いるいる…!
そんなひとは増える一方で、減らないですよね。
原因としては、生活環境や食生活の変化が挙げられるでしょう。
インスタントやレトルト食品、添加物が多い食品を好んで食べます。
母乳はミルクに、離乳食も急ぐようになりました。
家の構造や材質も昔ながらではありません。
環境破壊で空気も変わってきています。
身も心も、いつも疲れている人が増えています。
色々な要因によって、
アレルゲンが大量に発生してしまったであろうこと、
体の免疫が落ちたことなど、
きりがないほど、心当たりはたくさんありますよね。