シックハウスの基礎知識

シックハウス症候群って何だろう

シックハウスという言葉を耳にしたことはありますか?
これも、ここ最近になってよく聞かれるようになった言葉で、
アレルギーが深く関係しています。

シック(病気)+ハウス(家)・・・ 病気の家…。(=_=;;

そう、これは、新築した家や、リフォームした家に入ると、
目やのどに違和感を感じたり、頭が痛い、吐き気がする、
肌がちくちくするなど、体に何らかの異常を感じる…などなど。

こんな症状があれば、シックハウス症候群の疑いがあります。

最近では、家を建てるための資材は、
自然にあるものばかりではありませんよね。
室温を保つための素材や、強度の強い素材、
安価で作ることの出来る代替素材など、
便利ではあるものの、化学物質を多く含む素材が
使われることもあります。

色々な要因が重なって発症するので、
原因はコレだけとは言い切れないのですが、
人工的な素材などが、化学物質を放つことによって
アレルギー反応を起きる症状を、化学物質過敏症といいます。
シックハウス症候群はその一種です。

シックハウス症候群の症状

シックハウス症候群の症状が出るタイミングとしては、
特に新築やリフォーム直後に多く見られます。

自分の家だけでなく、学校やショッングセンター、病院など
色々なところが新しくオープンしたり、
リニューアルしたりしていますが
その都度、発症する危険にさらされていると言っても
おかしくありません。

よくある症状は、目がかゆい、呼吸がしにくい、
頭痛やめまいがする、気分が悪くなる...

このような症状が建物に入ったタイミングで起こるようなら、
その建物が、新築もしくはリフォームを
していないか確認しましょう。

シックハウス症候群で発症した化学物質アレルギーは
化学物質過敏症に進展しやすく、
ひどくなると、外出先でも吐き気やめまいなどの
アレルギー症状をおこすようになります。

なぜ症状が出やすくなったのか?

シックハウス症候群は、
化学物質に対してアレルギー反応を起こす症状でしたよね。

昔は「こんなことなかったのに」という声が聞こえてきそうです。

ひと世代前は、建物作る素材は木や石など、自然のモノを使い、
手間隙かけて作り上げることが多かったのですが
最近では、建築現場で使われる素材も様変わりしていますよね。

人工的なものは、化学物質を多く含んでいます。
家だけでなく、家の塗装や、家具、日用品など
あらゆるものから放出される化学物質が
体にいい影響を与えるとは思えません。
暖房器具からのガスなども体に良いはずがありませんよね。

家の気密性は高まる一方。
換気についても、暖かさや涼しさを求めるあまり、
コマメに換気をして風を通すことをしない、
最初から設計に風通しを考慮していないなど、
住環境の悪化も、ひとつの原因であると推測できます。

化学物質の発生場所はどこ?

化学物質と言っても、肉眼で具体的に見ることは出来ませんから、
いったいどの辺りから?と思う方もいらっしゃいますよね。

それが、もう「そこらじゅう」なんです。

例えば、芳香剤や殺虫剤、これも化学物質です。
タンスの中の防虫剤もそう。

家を作るところから見てみれば、
家を作る壁、外壁、天井、合板、接着剤や塗料も化学物質です。
断熱材や家具も、化学物質を使っています。

タバコもそうですし、ガスを使えば燃焼ガスが出ます。

そう、何もかもからでているですよね…(^^;;

特によく名前が出るものは、ホルムアルデヒド、
トルエン、キシレン、パラジクロロベンゼンなどで物質の名前を聞いてもピンと来ませんが、
家を形成するあらゆるものから放出されているのです。

化学物質は、空気中に溶け出して、人体に影響を与えます。
長年住むわけですから、化学物質の放出量が多いと、
結果として、長年化学物質にさらされ、
どんどんと体の状態は悪い方向へ移行していきます。

新築・改築時にできる対策

アレルギー体質の人は、アレルギー物質に対して
どうしても過敏なところがあります。
ですから、家を建てるとき、新築物件を買うときは、
より注意をして購入したいものですよね。

注意をするポイントとしては、
シックハウス症候群に対する十分な知識があり、
説明ができ、対策をしている業者を選びましょう。
いざ建築するとなったら、設計者や施工業者としっかり相談して、
家作りを進めることが第一です。

風通し、換気の良い家のつくりになっていますか?
化学物質を多く放出する素材を、
多すぎるほど使用していないでしょうか?

疑問があったら、どんどん投げかけていきましょう。
家は、一生で一番大きな買い物ですよ〜!

リフォームをする時は、工事をしている空間と、
住んでいる空間をキッチリと分けて、
化学物質が居住空間に入り込まないように気をつけてください。
また、できるだけしっかりと換気をして、
十分に乾燥してから部屋を使うようにしたいものです。

すぐできることから始めよう

シックハウス症候群になってしまったら?

家を捨てて、スグに引っ越すわけにも行かないですよね。
何らかの対策を講じて、少しでも症状を
悪化させないようにする必要があります。

その手段は、ズバリ!換気です。

風を通して、室内の化学物質を外に出すようにしてください。
ただ窓を開けるだけより、家の中を風が通って抜けるように、
複数の窓を、同時に開けるのが一番効果的です。

5分開放するだけでも、
室内の化学物質の濃度は驚くほど減少します。
そして、約8時間締め切ると、
また室内の化学物質の濃度は元に戻ってしまいます。

マメに換気が一番よさそうですね。(^^)

edit

CmsAgentTemplate1001-1005 ver1.008