免疫学的寛容を目指す

アレルギー反応が起こるしくみに戻りますが、
アレルギーが起こる原因は、
食べ物を異物と判断してしまうことから始まります。

普通、食べ物を異物と判断しないのは
「免疫学的寛容(食べ物「に関しては経口免疫寛容)」が
正常に働いているからなのです。

除去食を行うもうひとつの目的は、
この免疫学的寛容を正常な状態に戻してあげることです。

一度アレルギーが発生したら、長引けば長引くほど、
刺激を与えれば与えるほど、ひどくなっていきます。

ですから食物除去を行い、アレルギーの炎症をできるだけ抑え
刺激を与え続けると増えるばかりのマスト細胞を減らします。
アレルギーを起こした体内の状態を、一度沈静化させるんですね。

それから、アレルギーを引き起こさない量を見極めながら
少しづつアレルゲンである食べ物を与えていきます。
このように、免疫学的寛容が正しく機能するように導き
アレルギーを少しづつ克服していくのです。

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